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って、オーディションとか、試験とかじゃあるまいし…。
ってなわけで、やっちゃいましたねぇ、手術。 最初にそこのクリニックに行ったのは7/9。 ここ、クリニックって言うのかなぁ?どうやらLASIK専門でやってるところらしい。 ちなみにOops!というこっちの日本人向け情報誌の広告で見つけた。 なぜここを選んだかというと、日本語専用ラインがあったから(笑) 難しい医療用語とかわかんないかもしれないし~(と負け惜しみ) あとでわかったのだが、医療通訳の学校と提携して、カウンセリングのときだけ通訳の人をつけてくれるというサービスらしい。 そこの学校の先生と生徒2人がカウンセリングと検査についてきてくれて、わからないところは訳してくれた。 検査の結果、LASIKの手術を受けることができるということだった。 このレーザー視力回復手術にはどうやら2種類の方法があるらしく(LASIKとPRK)、日本人の場合角膜が薄い人が多いのでLASIKの手術が受けられない人も多いそうな。 ちなみにLASIKは角膜を一部残してフタのように開けてレーザー処理をするようで、もうひとつの方は完全に角膜を切ってしまう(だったと思う)そうだ。 PRKの方が手術時間も手間もかかり、回復に時間がかかるらしく、私がLASIKを受けられるという結果をもらったら通訳の人も“おめでとうございます”と言っていた。 ともあれ、検査結果はすこぶる良好(って別に病気じゃないけど)、あとは手術の日を待つだけ、と思っていたら…。 1週間後に手術の予約を入れたのだが、家に帰って手術に当たっての注意事項を読んでいると、手術後の行動にいろいろな制限があることが判明。 《手術当日》 ・公共交通機関を使って家に帰ってはいけない→友達や家族に車で迎えに来てもらうかタクシーを使って帰る ・その日は何もせず、帰って十分な休養をとること 《24時間以内》 ・シャワーを浴びてはいけない→お風呂につかるのはOK ・会社はできる限り休むこと ・読書やTVは控えること ・ ・ 《1ヶ月~6ヶ月までアイプロテクションをつけて行えること》 ・ラケットスポーツ ・スイミング ・スキューバダイビング、シュノーケリング ・スキー、スノーボード …ということで、先週ラフティングの予定が入っていた私は手術日程を変更。 手術を受けたのは7/29。 15:30に手術予定で、1時間前にはクリニックに入らなければならなかった。 手術前に再度カウンセリングと簡単な検査。 カウンセリングではいろいろな条項にサインをしてお金を払い、手術後に必要な目薬各種の説明を受ける。最後に神経を安定させる薬を手術前に飲みたいかどうか聞かれた。 別に緊張とかはしていなかったので丁重に断り検査へ。 そのとき初めて院長に会った。どうやらこの人が手術をしてくれるらしい。 院長に待合室に連れて行かれ、“ここでリラックスして20分待っててくれ”と言われた。 ちょっとおなかがすいてしまったので持っていったチーズリッツ(小袋)をひとつ食べてしまった。 しばらくすると助手のようなおねーちゃんが入ってきて、シャワーキャップのようなものと鑑識のような靴プロテクターのようなものを着けさせられた。 手術台に横になり、左目に覆いをかぶせた。 どうやら右目から始めるらしい。 真上には赤い光線が光っていて、“何があってもそれをず~っと見てるように”と言われた。 最初に点眼麻酔をしてすぐ後に針金のようなものをまぶたと眼球の間に入れた。 そのあと黒い筒のようなものを目に乗せられ何も見えなくなり、それをぎゆ~~っと押し付けられた。あいたたた…と思ったがそれもすぐ終わりまた光が見える。 その後、風呂敷を開くように何回か目の上でモノがめくられるのがわかった。 めくられるごとに見える光がぼやけ、最後には完全にフィルターがかけられたように色しか判別できないようになった。 そしてレーザーのジジ~~ッという音。とともに何かの焦げるにおいが…。 紛れもなく私の眼球でしょう、という感じ。 それもすぐに終わり、今度は風呂敷を閉じるように角膜が閉じられた。 両目完了までに約15分。 早いなぁ、ホントに。 まだ目がボヤけながらも手術台から降り、リカバリールームへ。 ここで20分ほど休む。 ま、要するに次の手術の人が終わるまでってこと。 次の人が終わるとその人が休むので、術後の目の状態をチェックして“もう帰っていいよ”と言われた。 友達に迎えに来てもらい家まで車で送ってもらった。 まだ結構ボヤけていて危ない感じ。 でも送ってもらったお礼をしないとな~、と思いタコスを作った。 前の日の残りのラタトゥユとレタス、トマト、チーズにタコフィリングとグァカモレという、なんとなく残り物を片付けてチックな内容。 さすがに写真を撮る余裕はなかった…。 夜寝るまでまだ違和感が残っている感じで疲れやすい。 とりあえず早く寝ることにする。 翌朝目が覚めると、そこはもちろん見慣れた部屋。 しか~し!何かが違~う! すべてのものの輪郭がくっきりとしていて、時計のデジタル表示も読める。 おおおおぉぉぉぉ~~~~っ! コンタクトをつけっぱなしで寝てしまったとしても次の日はコンタクトが曇ってしまっているので絶対にこんな風には見えない。 なんて感動的な朝!! すんばらしい!コンタクトやメガネのいらない生活! 思えばメガネ、コンタクトにお世話になり始めて早10年以上。 こんな生活思ってもみなかったなぁ。 でも、今でも夜寝るとき“あっ、コンタクトはずさなくちゃ”と思ってしまう。 慣れるまでもうちょっと時間がかかるかも。 ただ…ひとつだけ問題が。 サインした条項の中に “通常45歳くらいで老眼が始まるが、近眼が直ることによって40歳くらいから老眼が始まる可能性がある” って…もうそんなに時間ないじゃ~~~ん!!
by green_dori
| 2004-08-02 14:49
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